偽ルイ・ヴィトンなどをネット販売した元力士など2人を逮捕 |
ルイ・ヴィトンとエルメスの偽物を売ったとして警視庁は2月2日、東京都墨田区両国、元力士、田中大介容疑者(29)と同区、無職、田中裕一容疑者(36)を商標法違反(販売目的、所持)の疑いで逮捕した。 2人は共謀して1月20日、裕一容疑者の自宅などに、ルイ・ヴィトンとエルメスの偽物のバッグやキーケースなど計845点を販売目的で所持し、両社の商標権を侵害した疑い。2人は2002年7月ごろから,韓国から精巧な偽造品を輸入し、インターネットのオークションで、本物の一割程度の値段で売っていた。 元力士の大介容疑者は「引退後は収入がなく、月60万円の分け前をもらってやめられなかった」と語っている。(2004年2月4日付け朝日新聞) |
原宿の洋服店員など11人捕まる |
居眠りするサルのマークで若者に人気のある服飾ブランド「ア ベイシング エイプ」などの偽物を売ったとして警視庁は2月1日、東京都国立市内の洋服店員、東元大介容疑者(26)ら、いずれも東京・原宿にある洋服店8店の経営者や店員計11人を商標法違反(商標権の侵害など)の疑いで現行犯逮捕した。 軽視庁と原宿署などの調べによると、11人は、ノーウエア社が商標登録したサルのマーク付きのTシャツなどの偽物を店内に陳列するなどして商標権を侵害した疑い。 偽物は、サルのマークに付いた商標登録を示す「R」の位置が左右逆だった。摘発された各店は偽物のシャツを本物と同じ一枚6800円で売ったり、地方からの買い物客が増える休日だけ偽物を売ったりしていた。(2004年2月2日付け朝日新聞) |
会社社長の父子が偽ブランド10億円販売 ネット販売やパチンコ景品で(徳島) |
有名ブランド品の偽物を販売したとして、商標法違反罪に問われた徳島市土成町水田、株式会社「ロイヤル」社長、矢部尊信(53)と息子の東京都目黒区八雲、同社役員、矢部善城(27)の両被告が偽ブランド品約11万点をパチンコ店への景品卸やインターネット上の競売で販売、約10億円を売り上げていたことが11月12日までの徳島県警の調べてわかった。 調べによると、矢部親子は有名ブランドの商標権に関する権利を持っていないにもかかわらず、2,001年6月から2,002年9月ごろにかけ、徳島、香川、高知、岡山、広島各県のパチンコ店約60店に有名ブランドの「グッチ」「フェンディ」と偽ったキーケースや財布、ベルトなど約10万点(約8億8,000万円分)を景品用として販売。一方、インターネット上の競売で約1万点(約1億2,000万円分)を売っていた。粗利益は計2億円とみられている。 また、徳島県警が同社から押収した資料によると、ネット競売での購入者2,001年9月から2,002年1月までの間だけで北海道から沖縄県まで2万6,000人以上にのぼることから、販売点数、売り上げともさらに増えるものとみられている。 徳島県警は以前からパチンコ店に景品の雑貨類を卸していた矢部親子が徳島県外の複数の業者から偽ブランド品を仕入れて販売するようになったとみて入手先の特定を急いでいる。主として父親がパチンコ店関係を、息子がネット販売面を担当していたという。 また、徳島地検は12日、矢部親子を商標法違反罪で徳島地裁に起訴した。 起訴状によると、二人は昨年5月25日ごろ、インターネットオークション(競売)のホームページに偽グッチのポーチ1点を出品し、千葉県内の女性(29)に7,750円で販売した。このほか、8月3日と9月11日ごろの2回、高知市内のパチンコ店1店に偽プラダのキーケース1点と財布2点を27,900円で販売した。9月24日、偽グッチのネックレスや財布、ベルトなど計68点を会社の事務室や倉庫に販売目的で所持していた。(2003年11月13日付け徳島新聞) (注)ネットオークションを担当していた矢部善城は、楽天、ビッターズ、ヤフーのオークション掲示板に「ゆかい★ゆかい」「ナンバーワンツー」「亜樹ちゃん亭」「ひろぽんらいん」「亀ちゃん商店」「ならかぶ」「ももライン」「日曜雑貨広場」など20ちかいIDを使って偽ブランドのバッグや小物類を販売していた。偽ブランドのネットオークション犯罪としては最大規模で、徳島県警の1年にわたる地道な捜査が実を結んだ。 |
会社社長の父子が偽ブランド10億円販売 ネット販売やパチンコ景品で(徳島) |
有名ブランド品の偽物を販売したとして、商標法違反罪に問われた徳島市土成町水田、株式会社「ロイヤル」社長、矢部尊信(53)と息子の東京都目黒区八雲、同社役員、矢部善城(27)の両被告が偽ブランド品約11万点をパチンコ店への景品卸やインターネット上の競売で販売、約10億円を売り上げていたことが11月12日までの徳島県警の調べてわかった。 調べによると、矢部親子は有名ブランドの商標権に関する権利を持っていないにもかかわらず、2,001年6月から2,002年9月ごろにかけ、徳島、香川、高知、岡山、広島各県のパチンコ店約60店に有名ブランドの「グッチ」「フェンディ」と偽ったキーケースや財布、ベルトなど約10万点(約8億8,000万円分)を景品用として販売。一方、インターネット上の競売で約1万点(約1億2,000万円分)を売っていた。粗利益は計2億円とみられている。 また、徳島県警が同社から押収した資料によると、ネット競売での購入者2,001年9月から2,002年1月までの間だけで北海道から沖縄県まで2万6,000人以上にのぼることから、販売点数、売り上げともさらに増えるものとみられている。 徳島県警は以前からパチンコ店に景品の雑貨類を卸していた矢部親子が徳島県外の複数の業者から偽ブランド品を仕入れて販売するようになったとみて入手先の特定を急いでいる。主として父親がパチンコ店関係を、息子がネット販売面を担当していたという。 また、徳島地検は12日、矢部親子を商標法違反罪で徳島地裁に起訴した。 起訴状によると、二人は昨年5月25日ごろ、インターネットオークション(競売)のホームページに偽グッチのポーチ1点を出品し、千葉県内の女性(29)に7,750円で販売した。このほか、8月3日と9月11日ごろの2回、高知市内のパチンコ店1店に偽プラダのキーケース1点と財布2点を27,900円で販売した。9月24日、偽グッチのネックレスや財布、ベルトなど計68点を会社の事務室や倉庫に販売目的で所持していた。(2003年11月13日付け徳島新聞) (注)ネットオークションを担当していた矢部善城は、楽天、ビッターズ、ヤフーのオークション掲示板に「ゆかい★ゆかい」「ナンバーワンツー」「亜樹ちゃん亭」「ひろぽんらいん」「亀ちゃん商店」「ならかぶ」「ももライン」「日曜雑貨広場」など20ちかいIDを使って偽ブランドのバッグや小物類を販売していた。偽ブランドのネットオークション犯罪としては最大規模で、徳島県警の1年にわたる地道な捜査が実を結んだ。 |
中国の「偽物市場」、年2−3兆円 |
中国で偽物やコピー商品の販売額は年間で2兆円から3兆円にのぼるという報告書をこのほど、中国国務院発展研究センターがまとめた。 外資、地場産業合わせて200社以上からの被害状況を調査し、中国全体に出回っている偽物の市場規模を2,001年時点で1,600億元から2000億元(約2兆3,000億から3兆円)と推計している。 正規商品の販売が減って違法な偽物が売れる分だけ、国家税収にも影響を及ぼし、損失は275億元から345億元にのぼるとしている。さらに、中国から世界各国に輸出される偽物を含めると被害規模はさらに大きくなるものとみられている。偽物を生産しているのは自営業者や無許可の工場が多いが、なかには株式会社の体裁を整えた企業や国営企業による大がかりなものもあった。 衣料品や家電、日用品などの消費財が主体だったが、最近は生産設備や建材に広がっているという。(2003年8月9日付け、朝日 ) |
内申書偽造の元高校長ら逮捕 |
高知県立宿毛高校を中退して大学を受験する生徒の内申書が偽造されていた問題で、宿毛署は4日までに同校の元校長、柴田清容疑者(60)と高知県内の元小学校長の上野浪穂容疑者(60)を虚偽有印公文書作成と行使の疑いで逮捕した。 上野容疑者は、今年1月、長男の大学受験に際し、内申書の評定を上げる偽造を柴田容疑者に依頼。柴田容疑者が内申書を偽造し、受験先の大学2校に送った疑い。(2003年8月5日付け、朝日夕刊) |
偽カード58枚持ち込みの邦人、シドニーで捕まる |
オーストラリアのシドニー空港で7月31日、偽造パスポートを所持し、偽造のクレジットカード58枚を持ち込もうとした日本国籍の男3人を含む4人が関税法違反などの疑いで逮捕されていたことが、連邦警察の調べでわかった。(2003年8月5日付け、朝日夕刊) |
偽1万円札22枚見つかる |
4日午後、埼玉県川越市内の2件のパチンコ屋から偽札が見つかったとの情報があり、た。川越署で調べたところ、景品両替業者が2軒のパチンコ屋で両替機やプリペイドカードの販売機から偽の1万円札22枚を見つけた。(2003年8月5日付け、朝日夕刊) |
中国製の手袋に「日本製」のラベル張る |
高松刑務所に発注した刑務作業で、外国製を国産と偽った表示をしたとして、公正取引委員会は7月29日までに、景品表示法違反の疑いで作業を発注した香川県内の衣料品メーカーを立ち入り調査した。このメーカーは、服役者の刑務作業として、中国製の女性用手袋のラベルの張り替え作業を刑務所に依頼。服役者に日本製とするラベルに張り替えさせて産地を偽装した疑い。(2003年7月30日付け、朝日) |
「アホの坂田」の偽弟子が出没 |
吉本興行のお笑いタレント、坂田利男さんの弟子が北海道の帯広市役所を表敬訪問し、市長と懇談したが、弟子はまっかなニセモノだった。男は、三重県出身、坂田 勝と名乗り、27歳で弟子入りした際、坂田さんから「日本一周できるか」と言われたのをきっかけに右足の障害を抱えながら日本一周の旅を大阪からスタートさせた。この話が地元の新聞などに写真付きで美談として報じられた。 7月10日、帯広市を訪問し、面会した市長が励ました。ところが、数日後、「坂田の弟子はニセモノ」との匿名の電話が市にあり、吉本興行に照会した結果、ニセモノとわかった。この男、市内の商店主から豪華弁当などを振る舞われていたという。(2003年7月26日付け、朝日) |
偽ブランド品9,700点を密輸 |
東京税関成田支署と千葉県警は6月20日、ルイ・ヴィトン、シャネルなど高級ブランドの偽バッグなど約9,700点(推定価格2億円)を密輸しようとした都内在住の韓国人2人を関税法違反(禁制品輸入未遂)の疑いで逮捕した。成田空港での偽ブランドバッグでの押収量としては過去最高。(2003年6月20日付け、朝日 ) |
<ブランド往来>
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ルイ・ヴィトン平均5・5%値上げ ルイ・ヴィトン・ジャパンは8月15日から全国46店で取り扱うルイ・ヴィトンの全商品(既製服、靴、時計を除く)を平均5・5%値上げする。為替相場のユーロ高円安基調を受けた措置。 |
銀座にカルティエの大型店 ビッグブランドの新規出店が相次ぐ銀座に7月19日、「カルティエ銀座2丁目ブテイック」が開店した。日本では3店舗目だが、規模ではでは世界最大規模。高級感あふれる内装は、フランスのブルーノ・モワナーらが手がけている。 |
セリーヌは革製品を8月から値上げ セリーヌジャパンは、最近のユーロ高を受け、8月からバッグや靴などの革製品の価格を平均5%値上げした。洋服類の価格は据え置き。 |
(c) Mei Sasaki,
2001
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