金沢市のＦ氏ご夫妻は、９月１０日成田発でマウイ島２泊、ホノルル２泊計４泊６日のＪ旅行社パックツアーで旅立った。９月１０日にマウイ・プリンスホテルにチェックインし、リゾートライフが始まった翌日、あの事件は起こった。
　テレビでニュースを見た時は、大変なことが起こったと思ったものの、自分達に直接影響があるとは思わなかった。
　数時間後、Ｊ旅行社より、「全ての飛行が禁止され、ホノルル行きの予定が未定延期となります…。」と連絡があった。ホテルの延泊の手配は旅行社がてきぱきとしてくれたが、その後の予定が決まらない。いつまで滞在しなければならないのか不明であり、ホテル内の宿泊客は、日本人も他の国の人も一様に不安そうであった。個人旅行の人は、航空会社に連絡しようとしたが『電話が混み合っています。』と全く通じないため困っている。
　不安になって保険会社に電話した人も多く、口々に『保険会社も電話が通じない！』と、パニックに陥っている。Ｆ氏は、不安になりJi-デスク・ホノルルに電話をした。すると電話の向こうから『はい、Ji-デスク・ホノルル、静保 （担当者）が承まわります…。』と爽やかな声が響いた。F氏は、今後どうなるのか、保険は払ってくれるのかを質問し、航空機遅延費用等担保特約で支払ってもらえることを確認した。これを他の日本人客に話すと、瞬く間に知れ渡り、ジェイアイの保険に入っている人々は

一様に安心された。F氏は、マウイに4泊延泊された後、ホノルルで待機のため2泊され、その後J旅行社により手配された便で、予定より２日遅れて帰国した。

• 搭乗予定の航空機の6時間以上の出発遅延。
  
  
• 欠航、運休又はオーバーブッキングで予定時刻から6時間経過しても代替航空機を利用できない場合。
  
  
• 搭乗航空機の遅延による乗継ぎ不能で6時間経過しても代替航空機を利用できない場合。
  
  
• 以上でホテル客室料、食事代、交通費（ホテル･空港往復のタクシー代等）が、保険金額を限度に支払われます。