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米国予防接種 (2011年 MMWRによる)
ワクチンの種類 |
月齢(カ月)
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年齢(歳)
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生
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1
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2
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4
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6
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7
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8
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11
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12
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13
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15
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18
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2
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5
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7
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11
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B型肝炎
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●
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●
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●
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(HB)
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ロタウイルス小児水様下痢
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●
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●
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●
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(RV)
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b型インフルエンザ菌感染症
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●
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●
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●
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●
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(Hib)
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肺炎球菌多糖類
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(PC)
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●
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●
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●
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●
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(PPV)
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●
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●
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小児まひ
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(IPV)
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●
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●
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●
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ジフテリア、破傷風、百日咳三種混合ワクチン
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●
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●
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●
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●
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●(以後はTd10年毎に)
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(DTaP)
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インフルエンザ
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●
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●
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以後 毎年1回 | |||||||||||||
(Imf)
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MMR(麻疹、風疹、おたふくかぜの三種混合ワクチン)
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●
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●
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みずぼうそう(水痘)
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●
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●
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●
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(Var)
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A型肝炎
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●
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●
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(HA)
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黄熱
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●
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10年毎に1回接種
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(YF)
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狂犬病
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●
●2度目1週後 ●3度目3週後 |
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(Rab)
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流行性髄膜炎
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● |
● |
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(MEN)
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乳頭腫
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●●●
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(HPV)
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破傷風、ジフテリアの二種混合
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●(以後10年ごとに1回接種)
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(Td)
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Meningococcal Disease(不活化ワクチン):流行性髄膜炎は、2歳〜10歳までに接種とあるが、日本国内では、接種できない。集団生活の場合は、必要
Rota(生ワクチン):水溶性小児下痢症は2ヵ月、4ヵ月、6ヵ月であるが日本国内では接種できない
Papilloma (不活化ワクチン): 乳頭腫は11歳から13歳で3回接種、1回目と2回目は、1ヵ月の間隔、3回目は2回目から5ヵ月の間隔
生:生後一週間以内 ●:不活化ワクチン ●:生ワクチン
インフルエンザは6カ月から9歳までに初めて接種する場合4週間隔で2回接種が望ましい
米国では2種類以上のワクチンを同時に接種することがある
この表は最も早い接種時を示してある
[MMWR 2011年1月による]
米国成人予防接種 (2011年 MMWRによる)
ワクチンの種類 | 年齢(歳) | |
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19歳〜 | 60歳以上 | |
破傷風(Td)、ジフテリア二種 | 10年ごとに1回接種 | |
乳頭腫(Pv) | 3回接種 | |
水ぼうそう(水痘)(Var) | 2回接種 | |
帯状ヘルペス(ZOSTEL) | 60才から1回接種 | |
MMR(麻疹、おたふくかぜ、風疹) | 1回または2回接種 | |
インフルエンザ(Inf) | 毎年1回接種 | |
肺炎球菌(多糖類)(PPV) | 1回接種 | |
A型肝炎(HA) | 2回接種 | |
B型肝炎(HB) | 3回接種 | |
流行性ずいまく炎(MEN) | 1回接種 |
注:肺炎球菌(多糖類ワクチン PPV)、MMR(麻疹、おたふくかぜ、風疹の三種混合ワクチン)およびTdは日本国内では接種不可能
●破傷風(Tetanus)は過去に三種混合ワクチンを3回接種していればTdの接種を受ける。、以後10年ごとに1回接種を受ける
●小児、成人共遅れている場合は、catch up methodと言ってプランに追いつくための接種法が行われる
米国では、幼稚園またはそれ以上の教育機関に入学する場合は、予めその教育機関の存在する州で決められた種類の予防接種を受けていないと入学が許可されず、ワクチンの種類も州により多少違いがあります。家族に先だって赴任していられるご主人は、是非、子弟が入学予定の教育機関で、入学に必要な条件となる予防接種についての情報を入手し、家族の渡米する時期の調整も考慮に入れる必要があります。
● 今までの入学の際に必要な予防接種の種類は、州により多少の違いがありますが、B型肝炎、三種混合、ポリオ、MMRなどが前提条件になっております。今回の新しい指針では、0歳から18歳までに受ける予防接種として、これらに加え、A型肝炎、肺炎球菌 (PPV) 、インフルエンザ(ウイルス)および水痘などの予防接種が含まれております。 これらのワクチンが、州によっては入学前提条件として加えられることもあります。その為には、入学予定の3カ月位前に現地に行き、必要な予防接種を受けることが良いと考えます。
「米国予防接種実施勧告委員会(ACIP)は、小児の予防接種プランについては毎年、成人の予防接種プランについては3〜4年の間隔で勧告をだしています」。
[MMWR 2011年1月による]